小山市 シンスプリント
17.06.29
今回はシンスプリントについて書いてみます!
日頃から趣味や健康目的でランニングをされる方は増えています。と同時に足の痛みで悩む方も増えています。その中でも脛骨の痛みの症状を訴える方は多く、シンスプリントは、脛骨が痛くなる症状を指して言います。
シンスプリントとは、すねやふくらはぎの痛みを起こしている状態を指して言います。
そもそもシンは「shin」=すね、脛のことを意味する言葉です。
マラソンやランニング、サッカーやバスケットボールなどのスポーツの場で多く見られ、運動時のすねにかかる負担が積み重なることで、炎症が起きて痛みを生じるものです。スポーツ障害として有名ですが、ハイヒールなどファッション性の高い靴を履きすぎたり、立ち仕事の多い職場でも見られます。
別名「脛骨過労性骨膜炎」と呼ばれます。
☆シンスプリントの原因
・悪いランニングフォーム
・足に合わない、クッション性のないシューズ
・コンクリートでの走り込みやトレーニング
・筋肉の酷使
・筋力不足、柔軟性不足
・扁平足、回内足
・横脚 等
シンスプリントの原因は足のオーバーユース、いわゆる使いすぎによるものです。走りすぎや走行フォームの悪さなどが原因で、脛骨にかかわる骨膜に炎症が起こり発症します。前脛骨筋の過剰な収縮によって生じる「前方型シンスプリント」と、ヒラメ筋や後脛骨筋の過伸張によって生じる「後方型シンスプリント」に分類され、後者が最も典型的です。
☆シンスプリントの治療
シンスプリントの治療は、保存的治療が基本です。
やむを得ず休むことが出来ない場合、足を使った後は入念なストレッチをして、患部に15分ほどアイシングをしましょう。10分程のアイスマッサージも効果的です。また運動時以外にも行うと良いです。
症状が軽くなったと思いすぐに運動などをすると症状が再発します。
テーピングなどの装具を用いながら、運動復帰に向けてストレッチや体操を行って筋肉の緊張をほぐし、痛みが治まってきたら筋力の低下を防ぐために筋力トレーニングなどリハビリを行っていきます。
原因がハッキリ分かっているのですから(ふくろはぎの筋肉が硬くなっている)それを緩めることになります。しかし、ただ単にマッサージすれば良いのか?
そんな簡単なものではありません。もしそれだけでシンスプリントの痛みが解決すれば、治療家も選手もこんなに悩む必要はないのです。
異常なくらい硬くなった筋肉はそう簡単にはほぐれないのです。
輝整骨院では後脛骨筋、前脛骨筋、ヒラメ筋、足底筋、などを手技治療やオイルマッサージでリリースします。
症状の程度によって様々ですが、通常2週間~1ヶ月、長くても3ヶ月以内には復帰できるまでに回復します。
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