小山市の整骨院によるむち打ち治療
ブログ担当、青山です。
本日はむち打ち治療についてお伝えします!
むちうち(頸椎捻挫)は交通事故、とくに追突事故などで発生しやすいのが特徴です。
むちうちは、一般的には「むちうち」「むちうち症」として広まっていますが、医療機関では「頸椎捻挫」と呼ばれます。
捻挫とは、そもそも筋肉や靭帯を総称する軟部組織の損傷の事です。
頚椎捻挫は、軟部組織の損傷なので、基本的に骨に異常はありません。
残念な事に、交通事故とくに追突事故に遭ってしまい、病院でレントゲン撮影を行った時、
骨に異常が無いと診断され頚椎捻挫と言われた場合は、軟部組織の損傷がある可能性があります。
骨に異常が無いのに、首や肩が痛い…調子が悪い…と言う事は、軟部組織(筋肉や靭帯)に異常があると考える事が出来ます。
筋肉や靭帯の損傷をそのままにしていると、首や肩の痛苦しさや重だるさが長期化したり、
冬や春などの季節の変わり目に調子が悪化したりする事があります。
たまに「冬になると、何年も前の事故の時の肩腰の痛みが出てくるんだ~」など耳にしませんか?
事故に遭い、首が…肩が・・・腰が・・・と言う時は、まず、病院にてレントゲンなどで精密検査を行い、
骨に異常が無いか調べ、骨では無く軟部組織(筋肉や靭帯)に異常が見られれば筋肉や靭帯に効果のある施術を早期に開始する事が大切となります。
むちうちの原因
むちうち(頚椎捻挫)は運転席や助手席に座っている状態で、更に赤信号などで停車中に後方から、他車がよそ見運転やブレーキミスでぶつかってきた際に発症する事が多いです。
後方からの衝撃が、まず 座っている方の重心点である腰周辺にかかります・・・
その、腰周辺にかかる衝撃の強さによって、衝撃が腰から背中、背中から肩、肩から首と拡散していきます。
最後に伝わる「首」が最後にむちのように”しなる”ため「むちうち」と称されている理由でもあります。
むちうちは”首肩の痛み”と一般的には言われてますが、以上の事から、腰・背中が痛むことは十分に考える事ができます。
むちうちの改善方法
【お家で出来る対処法】
むちうち(頚椎捻挫)の程度にもよりますが、基本的には安静が大切です。
首や肩を激しく動かさず、事故後1週間は冷たいシップを貼り安静に務める。
2週間目に入ったら、お風呂などで温めながら首や肩を動かし軽くご自身で揉んであげても良いでしょう。
この時期には、冷たいシップより冷えない湿布や湿布の貼る頻度を低下させて、普段の(事故前の)状態に近づけていくことを心がけましょう。
軟部組織とくに、筋肉の修復には、水分が欠かせませんので、1日2~3リットルの水は飲むようにする、ビタミンを多く摂るようにする、脂分の少ないタンパク質(とんかつより生姜焼きなど)を多く摂るようにすると治りが早くなります。
主な治療方法は手技治療
むち打ちに有効な治療方法は手技治療(マッサージ)です。
身体の筋肉バランスを整えて、神経の圧迫を緩和させます。患部である頚椎を始めとして、全身の骨格の歪みを矯正することで、回復力を高めていきます。
手技治療の他には、テーピングやコルセットで固定したり、電気治療や温熱療法も効果的とされています。
平均的な通院期間は、状態によって異なりますが、1週間から3ヶ月くらいでしょう。重症の場合は半年以上かかることもあります。
むち打ちの治療は病院よりも整骨院で。その理由は?
整骨院にいる施術者は、柔道整復師という国家資格を持っており、捻挫・打撲・挫傷など「急性外傷」ケアのスペシャリストです。
関節や筋肉へ直接働きかける治療ができるため、骨格の歪みや筋肉の深部の損傷が原因であるむち打ちには大変効果的です。(※街中でよく見かける「整体マッサージ」には資格が必要ありません。混同しないようにご注意下さい。)
病院だと、レントゲンに写らない損傷の場合、痛み止めや湿布薬に頼る対症療法がメインとなるので、根本的な治療とは言えません。
むち打ちの場合、事故直後は安静にすることが大事ですが、あまり治療開始が遅くなると、今度は周囲の筋肉が固まってしまい治りにくくなってしまいます。
接骨院では患者さんの身体の状態を診ながら適切なタイミングで治療を始めることができます。また、診療時間も夜遅くまで対応しているところが多いので、通いやすいこともメリットでしょう。
むち打ちは初期治療が大切です。違和感を感じたらすぐに、整骨院で治療を始めることをお勧めします。
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