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ひざの外側に痛み

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今回は膝関節の外側の痛みについて、書きたいと思います!

 

膝の痛みのほかに以下のような特徴や症状が見られる場合、腸脛靭帯炎が発症しているかもしれません。

 

走っているとき、走り終わった時など、ひざの外側に痛みを感じる。

初期は痛みのほかに膝の外側が緊張するようなきしむような違和感を感じます。ランニング後などに痛みが現れ、休むと治まります。
症状が進行してくると痛みは徐々に大きくなり、なかなか治まらなくなって慢性化します。重症化すると痛みで膝の曲げ伸ばしが困難になり、膝を伸ばしたまま歩くといった状態になります。

☆腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)とは
大腿広筋膜とも呼ばれ、太ももの外側をおおう長い靭帯。大転子という脚のつけ根の骨から、太ももの外側をとおり脛骨(膝下の骨)にまでつながっている。膝の外側の安定を保つ役割を果たす。

イラスト図解:腸脛靭帯の位置

腸脛靭帯に炎症が起きている状態を腸脛靭帯炎といい、ランナー膝ランナーズニーとも呼ばれます。ランナーズニーはランニングによる膝の関節周辺の障害全般の総称として使われることもあります。

☆原因

腸脛靭帯は、大腿骨(太ももの骨)の外側に位置し、膝を伸ばした時は大腿骨の前方に、曲げた時は後方に移動します。この移動の際に大腿骨外顆という骨の外側のでっぱり部分に靭帯ぶつかったりこすれたりします。膝の曲げ伸ばしをするたびにこすれて摩擦が生じるため、その回数が増えるほど炎症が発生しやすくなります。

炎症は脛骨部分で発生することが多いですが、まれに足のつけ根の大転子部分にも起こります。また、登山や階段の上り下り、特に下りの動作で負担が大きくなり腸脛靭帯炎が発症しやすくなります。痛みが見られやすいのも上りよりも下りの時です。

腸脛靭帯に炎症が起こるメカニズム

◆こんな人に起こりやすい

腸脛靭帯炎は陸上競技の長距離選手に多く見られるスポーツ障害です。近年のランニングブームで市民ランナーが症状を訴えるケースが多くなっています。
特に、O脚(ガニ股)の人や、走行フォームで足の外側で体重を受けるクセのある人、膝関節の変形が進んで膝が不安定になっている人など、体重による負荷が身体の外側にかかるケースで発生しやすくなります。

 

腸脛靭帯炎が起きる主要因は、膝の使いすぎ(オーバーユース)と柔軟性不足(ウォームアップ不足)です。自分の筋力・体力に見合った運動・トレーニングを行いましょう。
度を超えた長時間・長距離のランニング、同じ練習メニューの繰り返しなど、膝を酷使する過剰な運動は避け、疲労が溜まったら十分な休養を取ります。
輝整骨院では運動前のウォームアップ、運動後のクールダウンの指導から、筋力トレーニング、柔軟体操の指導 等

その人にあった体つくりをサポートしていきます!お困りの際はぜひご相談ください!(^^)

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