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たるむ・・・

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ぴんと張っていたものが緩む/しまりがなくなる

トレーニングをしていると、ウィークポイントがあり、筋肉がつきやすい部分と落ちにくい部分が存在します。

実際、筋肉からしても「たるむ」ことは、避けたいんです。ある程度、張力がある状態でないと、力を出したいときに出せないからです。

筋肉がたるまないように調節してくれるのが、、、①「筋紡錘」と②「腱紡錘」という器官が筋肉にはあります。

簡単に説明すると、①筋肉の長さを調節する器官、②筋肉の張力を調節する器官、になります。

筋肉は、骨(A)から骨(B)につきます。  A-B間の距離に応じて、最適な長さと張力でいつも関節運動や姿勢保持ができるようにスタンバイしています。

仮に、このA-B間の距離が物理的に縮まってしまったらどうでしょう?、、、「たるみ」ますよね。 ただ、筋肉もたるみが嫌いなんです。

たるんでいると、筋肉として機能が低下してしまい、使いたいときに使えないからです。    そこで、筋紡錘と腱紡錘の登場です!

筋紡錘、筋肉の中心部にあり、たるんで、筋肉の長さがA-B間の距離よりも余ってしまっていると判断すると、筋肉の長さを短く調節して、たるみが起こらないようにします。

そして、腱紡錘は、筋肉の端にあり、たるんだ筋肉を両端から引っ張り合い、適度な緊張を保持しようとします。

そう!不良姿勢や歪みが続くと、筋肉は自ら、良かれと思って、筋肉自体を短くし、そして、緊張をあたえます。この状態で、筋肉に対して、ストレッチ運動で単に伸ばそうとするのは、筋線維を痛める可能性があり良いとは言えません。

物理的に短く、緊張している筋肉は、割と頑固ですので、まともに喧嘩するのはやめましょう!

この場合、A-B間の距離を正常な位置に戻すことが大切になります。   、、、距離をもどすなら、結局ストレッチじゃん!! ってなりそうですが、

厳密にいえば、筋肉を伸ばす意識で行うのか、骨の位置を移動させる意識で行うのかで、効果が違ってきます。

要は、間違って身体(脳)が認識した、その姿勢であったり、その位置を正すことが大切で、

あとは、やり方次第であるということです。

ですので、ストレッチが苦手、柔軟体操をしていても、筋肉が伸びている実感がない。逆に痛い。など、お悩みの方は、「位置」、「認識」のずれを起こしている可能性がありますので、お近くにご相談できる方がいたらご相談していただき、いなければ、ご相談ください。

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