腰痛

腰痛は大きく分けて2種類あります。｜小山市城東輝整骨院かがやき鍼灸院

腰痛と聞くとどのようなイメージや種類があると思いますか？腰痛は大きく分けると「急性腰痛」と「慢性腰痛」の2種類があります。こちらでは腰痛の種類の詳細と当院の対処法・考え方をご案内します。

急性腰痛｜小山市城東輝整骨院かがやき鍼灸院

俗にいう『ギックリ腰』です。痛みが発症した場面や、きっかけが明確であり、痛みが酷いと動くことさえできません。当院に来院される患者さんの多くは、当日にギックリ腰を発症して来られます。治療方針は安静と疼痛緩和になります。アイシング、電気治療、コルセット固定が主になります。痛みにより筋緊張が高い場合は、鍼通電療法(筋パルス)により鎮痛化を促します。受傷後1～2週間で痛みは軽減します。

慢性腰痛｜小山市城東輝整骨院かがやき鍼灸院

8割の人は人生に一度は患うとされている腰痛は、多くの方が経験していると思います。従来まで腰痛の９割は非特異的腰痛とされてきました(原因が特定できない腰痛)。整形外科を受診してレントゲン撮影をして、湿布と内服薬が処方され、痛みと付き合っていくのが現状でした。しかし、現在では、特徴的な身体所見と検査により(しびれの有無、痛みの部位、痛みが強くなる動作など)ある程度は特定されるようになりました。その割合は、8割とされています。慢性腰痛の原因としては筋・筋膜性腰痛、腰椎椎間関節障害、腰椎椎間板性、仙腸関節障害が多くを占めます。
当院では、問診時に痛みの部位、動作、徒手検査によって特徴的な痛みを抽出して、各患者さんの原因となる組織を特定していきます。
体幹屈曲時の痛みが特徴な人は、筋・筋膜性腰痛および腰椎椎間板性が考えられます。
体幹伸展時の痛みが特徴な人は、腰椎椎間関節障害、仙腸関節障害が考えられます。
共通した治療方針は筋の柔軟性改善と、関節がスムーズに動くための筋収縮です。筋の柔軟性改善にマッサージやストレッチを行います。筋収縮に関しては、スムーズな関節運動を徒手療法にて誘導して行います。

また、腰痛が長引くと【脚のしびれ】が発症することがあります。これは神経が障害されていると考えられています。しびれの症状は、ピリピリ痛い、感覚が鈍い、力が入らないなど、人によって訴えが異なります。しびれの原因は、腰にあることが多いです。腰には脚の感覚、運動を支配する神経があります。慢性的な負担が筋肉や関節に加わり、腰椎椎間板や神経根に負担が波及した結果、脚のしびれが生じます。脚のしびれ治療で、有効な治療法の１つが鍼通電療法(神経パルス)です。当院の特徴である、超音波診断装置(エコー)を使用し、鍼を刺します。腰の内部(骨、関節、筋肉、神経、血管)を観察し、エコー画面にて鍼先を可視化し、腰椎神経根近傍に鍼を刺し、通電を行います。神経血流の改善により、しびれが軽減することがあります。

局所的治療を行い徐々に痛みが軽減した段階において、再発予防に方針を変更します。再発予防で重要となるのは、【姿勢】です。腰痛は脊柱、股関節と相互に連動しています。腰痛の原因の多くは、他関節の動きが悪く、過剰な運動が腰椎に要求された結果、腰痛が発症します。特に現代では、生活スタイルの変化やスマホの使い過ぎなどにより、猫背や骨盤のゆがみが生じやすいです。当院では、ストレッチポールを使用した猫背矯正、アクチベーターという器具を使用した骨盤矯正を行っております。局所治療と全身治療を同時に行えるのが当院の特徴の１つです。

患者さんがお困りなこと、症状、ニーズに合わせて適切な治療を提案していきます。